<努力の軌跡>たった4回の授業で中1_2学期末テストの英語が74点→92点に!

このコラムでは、11月6日からスタートした定期テスト対策講座に参加をしてくれた中学1年生の方の素晴らしい努力の軌跡をご紹介します!

まずは結果から!

英語の点数を改善したいとのことでお父様からお電話があり、対策講座にご参加いただきました。
講座自体はテスト実施までの約2週間弱、合計4回の授業でしたが、結果として苦手だった英語の点数を74点から92点にまで伸ばしてくれました。
これは本当に素晴らしいです!

初回の課題特定、戦略の設計からはじまり、英語の勉強も順調に進んでいきました。
そしていよいよ最終チェックの予想問題の日。結果は彼女の思うようなものにはなりませんでした。
(実は、その子であれば必ずもっとできると思ってあえて難易度の高い試験にしていたということを後にタネ明かししました。)


予想問題の結果を目の当たりにした時の本当に悔しそうな顔は今でも忘れません。
そこから試験までの残り時間で猛烈に努力をしたとのこと。悔しさをバネに、とはまさにこのことですね。


当初の目標点は80点だったのですが、90点以上取れたらものすごくハッピーとのことでした。
控えめに80点とは言っているものの、絶対に90点以上取りたいに決まっている!そう私は確信しました。
「80点でいいや」ではなく貪欲に90点以上を狙っていった姿勢は圧巻でした。


本当によく頑張りました!目標達成おめでとう!

この18点アップについては100%、生徒さんの頑張りであることは間違いないですが、目標達成までにはどういった軌跡があり、ルクールでは何をしたのかをご紹介させていただきます。
(ご本人には掲載の許可をいただいております)

核心をつく課題を見極める

実はこれが最も難しいのですが、ルクールで最も大切にしていると言っても過言ではありません。
よって目標達成に向けてなにが課題の核心かを明確にするということから始めました。
課題という言葉が一人歩きし、表面的に見えているものを課題として捉えがちですが、本当に目標達成のために解決すべきことは何かを問うことは非常に重要です。

例えば、英語の点数が取れていないことの課題として「単語を覚えていない」ということをあげたとします。
単語を覚えていないことが課題であれば全ての単語の意味などを事前に示していれば問題は解けるはずです。
しかしながら問題が解けないとなると課題の核心はそこではないことがわかります。
「単語を覚えていないこと」を課題だと思って単語を一生懸命に覚えても、成績は一向に上がりません。

今回ご参加いただいた方の課題の核心はbe動詞と一般動詞が正しく使い分けられていないことでした。
よって、今回のテスト範囲ではないですが、単元を遡ってそれらの理解を完璧にする授業を1コマ分行いました。
そこが正しく理解できればあとはスムーズに進みます。
目標達成に向けて最もそれの阻害要因となるもの(ルクールでは大きな石と呼んでいます。これについてはまたどこかで)をまずは取り除く必要があるのです。

課題が決まれば、それを解決するための具体策を練る

課題が定まればあとはそれを解決するための実行策あるのみ!ですが、ここでも一工夫加えることで成績の上がり方が格段に変わってきます。
せっかく課題を定めても実行可能な策でなければ絵に描いた餅で終わってしまいます。
テスト対策においての実行可能レベルは「量×難易度」で判断していいと思います。
とんでもない量を計画立ててもモチベーションが下がるだけですし、必要以上に難易度が高いものだとこれまたモチベーションは下がります。目標達成に適切な量と難易度の判断が大切です。

これに関しては中学生が自ら判断するのは難しいと思いますので、ぜひお任せいただければと思います。
ルクールでは精緻な定期テスト分析に基づき、課題の量や難易度を調整しているため必要十分な課題量で目標達成にグンと近づくことを可能にします。

やるべきことを細分化する

課題解決のための具体策が決まると次に実際に問題集などのやるべきことが決まってきます。
ただ一気に全てのことをやろうとすると、それらが”一見”大量に見えてしまいモチベーションが下がりやすくなります。
こんなたくさんできない….と。

とはいえ、実際にやらないといけないことのなかでもやるべきことの優先順位があります。
その優先順位に従ってやるべきことを細かく分解していきます。
今回の例でいうと予想問題実施までに完了させる課題を5ステップに分け、それぞれに優先順位を★で示し、1つずつステップアップする形で着実に実力がつくような設計にしました。

ステップ分解することで詰まっている箇所も明確になりますし、戻るべき地点も明確になります。
まずはここまでやればいいんだ!というマラソンでいうところの給水地点が見えているのはモチベーション維持という観点でも非常に良いです。

スケジュールを行動可能レベルなものにする

定期テスト1週間前ともなると部活も休止になり定期テスト体制に入る学校が多くなります。
やるべきことも明確になったこのタイミングで重要なのは自分の1日のスケジュールを正しく把握し、”行動可能な”レベルでスケジューリングすることです。
ルクールではオリジナルのルクールウィークリープランナーというものを使って予定を可視化していきます。これは通常時も使用します。

予定を立てる際、ぱっと見て行動に移らない予定を書いている人が多くいます。
例えば、「13:00-14:00→数学のワーク」のような書き方ですね。
これだと数学のワークをするのは分かるのですが、どれくらいの分量を、どのようにするのかは全くわかりません。
そもそも1時間で終わる量なのかも怪しくなってきます。

例えば、「13:00-14:00→数学のワークP15-20、まずは全ての問題を時間内に解く。丸つけ解き直しは別で行う」くらいの粒度で書かれていれば、いわゆる「何をすればいいのか分からない問題」が解決します。

こういった計画の書き方はいきなり自分でできるようになるものではないので、しっかりと伴走しながら書き方のレクチャーもしてまいります。

予想問題で目標との距離を測る

ルクールでは本物そっくりの予想問題を最後の仕上げとして解きます。
ここで自らの点数と目標点とのギャップを確かめます。
予想問題は当日点とほぼ誤差がない精度で作成するときもありますが、目標点必達のために必要なエッセンスを加えた予想問題に仕上げるときもあります。今回でいうとあえて難易度を高くしたので後者のパターンで作成しています。


大切なことはここで一喜一憂しないこと。
あくまで”意図込み”の予想問題であるため、ここまできたらあとは当日にしっかりと点数が取れるように残された時間でやるべきことに1点集中するのみです。

色々と書きましたが……

やはり最後は本人の「何がなんでも目標を達成するんだ!」という強い意志が何よりも重要です。
これは不思議なもので勉強の過程において、努力を重ねれば重ねるほどに想いは強くなります。
ルクールの通常版の定期テスト対策ではかなりの勉強時間を確保します。まさに自分との闘いですね。

ルクールは本気で頑張りたい人を、本気でサポートし、本気で成績を上げに行く塾です。
このコラムを読んで少しでも今の自分を変えてみたい!更なる高みに挑戦してみたいと思った方!
ぜひルクールで一緒に頑張っていきましょう!!

▼ルクールでは冬期講習を受付中です。ぜひお気軽にお問合せください。

▼お問い合わせはこちらからお願いします。