涙のわけ。
近隣中学校の前期中間テストが返却され、一部の中学校では全ての教科の返却が完了した。
返却された点数を目の当たりにし、大幅な得点アップに喜びを噛み締めた子、目標に一歩届かず悔しさを滲ませた子、さまざまである。
定期テストの返却タイミングというのは、子どもたちの感情が大きく揺れ動くタイミングの1つ。
実は今回のテストで結果に対して涙を滲ませた子が数名いる。
私から見ても、ものすごく頑張っていたし、休憩時間もずっと勉強をしていた。
ウルトラ勉強会のご飯タイムでさえもワーク片手に勉強をしていた。
また別の子は入塾当初、勉強へのモチベーションが全く高い状態ではなかった。
それが日を追うごとに勉強に対するモチベーションも高まり、誰よりも公式LINEでの質問やオンライン質問会を実施するように。
さらに別の子はテスト1週間前までは「大丈夫かいな….」と思わせる日々だったものの、そこからの追い上げは凄まじく、特にある教科の追い上げは凄まじいものがあった。
努力量だけにフォーカスを当てると圧倒していた。
誰もが目標点に到達すると信じていた。
けれど…..自分自身の納得いく結果を得ることはできなかった。
上記の3名のなかには結果的に今回のテストで学年のトップ10に入っている子もいる。
しかし、自分自身が掲げたものすごく高い目標をクリアできなかったことに、彼ら、彼女らは涙を滲ませたのである。
テストの点数が悪くても、気にしているフリをして、気にしていない子もいる。
けれど、悔し涙を流せるくらいに必死に努力をした子は必ず次につながるし、どこかで必ず大きな花を咲かせる。
点数として現れるのはもちろん個人差がある。
時間がかかる子もいれば、すぐに結果に結びつく子もいる。
悔し涙を流せるくらいに頑張った子達は頑張る意味を知ったはずだ。
ルクールはそういう子たちの本気を、どこの塾よりも本気で応援し、伴走できる塾でありたい。