算数が苦手な子は⚪︎⚪︎をやっていない…..!

算数が苦手で、、、というお子様はたくさんいらっしゃると思います。
特に小学3年生以降で一気に苦手になる子が多いと思います。


算数が苦手な子の特徴を列挙すればたくさんあるのですが、私の中でほぼ確信に近いものが1つあります。

それは…..

図を書かない


ということです。

今の小中学生はタイパ(タイムパフォーマンス)をものすごく気にするということに起因しているのかもしれませんが、それにしても恐ろしく図や表を書きません……。


とはいえ、本当にタイパだけの問題なのでしょうか?


実際に問題文に書かれている情報を整理して、表や図にしてみて?と言うとほとんどの子の鉛筆が止まります。

そしてさらに鉛筆が止まっている原因を探っていきます。


すると最終的に辿り着くのは「問題文の意味がわかりません」ということなのです。


算数という教科だけを捉えると、特定単元が苦手であれば当該単元の類題をたくさん解くという打ち手を打つわけですが、それでも瞬間的にしか成績が上がらない理由はここにあると思っています。


例えばルクールの小学生コースの月次テストは合格点を80点にしています。


小学校のテストでほとんど全てが満点になっている子でさえも、月次テストは7割、ときには6割台になることもあります。

それは本当に正しく理解しているかを確認するための問題が出題されているからです。

・問題文は正しく読めているか

・問われていることを理解しているか

・知識を知恵に変えるための重要なキーワードに気付けるか


といった観点で出題していますので、早々簡単には満点には辿り着きません。


一方でこれこそが本質な理解を促進させるのもまた事実です。


ルクールの授業では驚くほどに言葉の定義にこだわりますし、子どもたちがいきなり式を書いた場合、その式が何を意味しているのかを説明させます。

算数や数学であっても、解を導くための情報は日本語で書かれています。
それを正しく読解できて初めて解放の道筋が見えてきます。


「あー、そういうことだったのね!」というモヤモヤからの解放感は、一気に勉強意欲を掻き立てます。


これは算数に限った話でも、小学生に限った話でもありません。


ルクールの生徒さんたちは、私から耳にタコができるくらいに「言葉の定義!!!!」と言われていまし、これからも言い続けます(笑)


言葉に徹底的にこだわる授業をぜひご体感ください。


きっと見える世界が変わるはずです。